破産

未払い給与の差し押さえを請求阿久根市に強制執行も

2010/03/10 19:06

鹿児島県阿久根市が男性職員(45)に給与未払いを続けている問題で、市に全額支給を命じた鹿児島地裁判決を受け、職員の弁護団が10日、市の口座から約220万円を差し押さえるよう求める申立書を同地裁川内支部に送付した。認められれば自治体が強制執行を受ける異例の事態となる。申し立ての対象は、職場の張り紙をはがしたとして昨年7月に懲戒免職となった職員が、裁判所の効力停止決定により法的に復職し、出勤するようになった同10月23日以降、今年2月分までの給与とボーナス。弁護団は職員が勝訴した3日の鹿児島地裁判決を受け、5日に給与の支払いを求める催告書を竹原信一市長に郵送したが、市側は支給していない。弁護団の増田秀雄弁護士は「竹原市長が心変わりするとは思えず、粛々と法的手続きを進める」と話した。弁護団は今後、労働基準法違反の疑いで、竹原市長と市を鹿児島地検に刑事告発する方針。竹原市長は申し立てについて、総務課を通じ「お答えすることは何もありません」としている。

【共同通信】